キャッチボールをしていたんです家の中で、柔かい球で、緩い速度で。
うっかり取り損なったんです、右手で。
もうそれきり私の右手小指の第1関節はお辞儀をしたままピンと伸びることはありませんでした。
そんな簡単に腱て切れるんですかね。
緩い球ってそんなに取るの難しかったでしょうか。
いやいや、これは完全に老化現象でしょ、う、うう、ううう。
腱は骨よりもくっつくのに時間がかかるんだそうです。
場合によってはくっつかないこともあるんだそうです。
「指が曲がったままだと、何か生活に支障をきたすんでしょうか」
沢口靖子似のおとなしくて真面目な感じの女医さんに質問したところ、
「顔洗う時に曲がってる指が鼻の穴にスポスポ入っちゃって洗いにくいって聞きますよ」
「そこ!? 一番支障があるのそこ!?」
思わず突っ込みたくなりました。
最低でも1ヶ月は固定しておくんですって。
老化をいかにして食い止めるか、この不自由な指を見ながら静かに考えたいと思います。
コメントをお書きください